【訳詞】Mandoline マンドリン


Mandoline マンドリン

詩・ポール・ヴェルレーヌ
曲・G.フォーレ

セレナーデを奏でる者
そしてそれを聞いている貴婦人
味気ない言葉を交わし合う
小鳥のさえずる枝の下で

あれはチルシスそしてアマント
そしてここには相変わらずのクリタンドル
そしてあれはダミス、多くのつれない女たちに
優しい詩を書いては送りつける

彼らの短い絹の服 彼らの長いドレスの裾
彼らの優雅さ 彼らのお楽しみ
そして彼らの柔らかな蒼い影

それらは渦を巻いて溶けこんでいく
恍惚の薔薇色と鈍色の月の中に
そしてマンドリンはざわざわと
彼らの間、そよ風に吹かれて

Ai Hironaka soprano

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